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例文やローマ字表記・発音などを追加。
3行目:
===連体詞===
[[Category:{{ja}}_連体詞]]
'''この'''【[[此]]の・kono
==== {{pron|ja}} ====
こ↗の<span style="vertical-align:0.3em">→</span>(kono)
こ↗の
 
#これから話し手が取り上げて将(まさ)に言おうとする物事を指し示す名言端(なことば)、 つまり名詞に前から係(かか)ることによって、その名言端(なことば)が示す物事を(聞き手よりも)話し手に近いものとして指し示す場合において使う花挿(かざ)しの連体詞。係(かか)る名言端(なことば)が物である場合には大旨(おおむね)、話し手から手が届く程(ほど) 身近にその物が在る場合に、目の前には無い物や事に係(かか)る場合には、話し手の側が相手よりもその物事についてよく知っている場合や、その物事が心理的に身近である場合などに使うことが多い。対義語は現代では「あの」、古においては「彼(か)の」。(例文:「この辞書は使い勝手がすこぶる良い」・「この業界ではコネが何より ものをいう」・「この香りがたまらないんだ」。)
#名言端(なことば)、つまり名詞に前から係(かか)ることによって、その名言端(なことば)が、話し手が既(すで)に述べた事柄を指し示すものであることを表す花挿(かざし)しの連体詞。(例文:「バレちゃったね。わたしが魔法少女だってことが。このことはクラスのみんなには内緒だよ」)
#(後に述べる事柄を指して、)次に述べる。(例文:「このことは ハッキリと言っておく。剣によって立つ者は剣によって滅びるのである」・「先生はこのように言われた。『自らがされて嫌なことは ほかの人にも ゆめゆめ しては いけません』」)