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===字源===
* 「止(シ)+ヒ」の[[会意文字|会意]]である。止は「足」の旨と「シ」という音とを表し、「ヒ」は「わずかに開く」という旨(むね)を表す。「足をわずかに開いて踏む足元」という旨(むね)の言意(いい)から、「ここ」・「これ」・「こ-の」などの旨(むね)をも言い表すに至ったとされる<ref>鎌田正・米山寅太郎『新漢語林 第2版』大修館書店712面〔ページを参照)</ref>
 
===意義===
* [[ここ]]。
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** この所・この時・このこと。
* [[ここ-に]]。
** (仮定や条件を表す言葉に続けて)(~すれば・するならば)その結果。
  用例:徳有れば'''此に'''人有り。人有れば'''此に'''土有り。土有れば'''此に'''財有り。財有れば'''此に'''用有り(〔君子に〕徳があれば'''その結果として'''〔国に〕人が集まってくる。国に人が集まってくれば'''その結果として'''国土を保つことが出来る。国土を保つことが出来れば'''その結果として'''国が豊かになる。国が豊かになれば'''その結果として'''流通も盛んになる)(『大学』)。
* [[この|こ-の]]・[[これ]]
* [[かく|か-く]]
** こう。こういった。このように。このような。
  用例:'''此く'''の如(ごと)くんば則(すなわ)ち天下に於(お)いて敵無し('''こういった'''在りさまであれば天下無敵である)(『孟子』公孫丑上)<ref>鎌田正・米山寅太郎『新漢語林 第2版』大修館書店第712面〔ページ〕を参照)</ref>。
 
== 脚注 ==
<references />
 
[[Category:漢字|し]]
[[Category:人名用漢字|し]]