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#*専ら、その物事に話のタネに なりうる たぐいの何らかの起こりや いきさつが「'''有る'''」場合に用いられることが多く、新しく出来た ばかりの寺を「言われ(由緒)の無い寺」などと言うことは出来ない。
#:[[いろり|囲炉裏]]に{{ふりがな|榾|ほた}}をさしくべ、[[いわな|岩魚]]の串刺にしたやつを{{送り仮名2|炙|あぶ|り|あぶる}}ながら、山林吏が、さっき捨てた土饅頭は何だね、と案内の[[猟師]]に訊ねる、[[旦那]]、ありゃ飛騨の御大名の{{ruby|墳|[[はか]]}}で、と右の{{ruby|一伍一什|ふしぶし}}を[[うろおぼえ|うろ覚え]]のままに話す、役人は、そんな{{ruby|[[由緒]]|'''いわれ'''}}のあるものと知ったら、何とか{{ruby|[[方法]]|やりかた}}もあったものをと口惜しそうな顔をした。([[w:小島烏水|小島烏水]]『梓川の上流』)
===={{etym}}====
* ワ行四段活用の動詞である「[[いう|言ふ]]」の未然形である「言は」に、受け身の助動詞の連用形の「[[れ]]」が付いたものの名詞化。「言われる(に[[あたい|値]]するだけの)[[こと|事]]」の意。
 
===={{pron|ja}}====
;い↗われ<sup>→</sup>(iware)
:[[IPA]]:/sugi/
 
===={{etym}}====
* ワ行四段活用の動詞である「[[いう|言ふ]]」の未然形である「言は」に、受け身の助動詞の連用形の「[[れ]]」が付いたものの名詞化。「言われる(に[[あたい|値]]するだけの)[[こと|事]]」の意。
 
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