「ごきぶり」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
百科事典にふさわしい記述はウィキペディアに書いてください。 |
語誌へ一部移動。 |
||
11行目:
[[Category:{{jpn}} 季語 夏]]
'''ごきぶり'''【[[蜚蠊]]】
#ゴキブリ目の昆虫。褐色または黒褐色で光沢がある。家屋の食品があるあたりに夜間に出没し、壁沿いに素早く移動する
# 《[[季語]]》現在は[[ともかく]]、[[旧来]]は[[わるい|悪い]][[意味]]でもって[[よむ|詠む]]ものではない。[[なつ|夏]]の季語で、分類は動物。油虫の[[傍題]]。
# （罵倒語） [[特]]に[[不潔]]な[[人物]]や、[[容易]]に[[あきらめる|諦め]]ない[[不愉快]]で[[しつこい]]人物。
====
[[平安時代]]には「[[あくたむし]]（阿久多牟之〈[[芥虫]]〉）」「[[つのむし]]（都乃牟之〈[[角虫]]〉）」と[[よぶ|呼]]ばれ、[[江戸時代]]には「[[あぶらむし]]（[[油虫]]）」の名が[[あらわれる|現れ]]た。[[コックローチ]]は{{xlink|昭和時代|昭和}}時代以降。
[[御器]]（[[食事]]を[[もる|盛る]]ための[[椀]]）を噛る/嚙る（[[かぶる]]。「[[かじる]]」の[[意]]）ことから、[[江戸時代]][[以来]]、「ごきかぶり（御器噛、御器嚙）」と[[よぶ|呼]]ばれていたが、{{w|1884年}}（[[明治]]17年）に[[動物学]][[学者|者]]・岩川友太郎が[[あらわす|著]]した[[日本初]]の[[生物学]][[用語]][[集]]『生物學語彙』にこの[[語]]が[[掲載]]されたところ、「'''か'''」が[[脱字]]されてしまい、[[以後]]、この[[かたち|形]]が[[後発]]の[[図鑑]]や[[教科書]]にも[[踏襲]]されてしまったことで、[[定着]]する[[結果]]となった。より[[くわしい|詳し]]くは「[[w:ゴキブリ#名称について]]」と「[[w:誤植#辞書の誤植]]」を[[参照]]のこと。▼
▲[[御器]]（[[食事]]を[[もる|盛る]]ための[[椀]]）を噛る/嚙る（[[かぶる]]。「[[かじる]]」の[[意]]）ことから、[[江戸時代]][[以来]]、「ごきかぶり（御器噛、御器嚙）」と[[よぶ|呼]]ばれていたが、
===={{syn}}====
| |||