漢字 編集

字源 編集

  • 象形。鐘に類する楽器を象る[字源 1]。のち仮借して「十干の7番目」を意味する漢語{ /*kraang/}に用いる。
    • 心棒(「」)を両手(「𦥑」)で持つ形を象ると解釈する説があるが、根拠のない憶測に基づく誤った分析である。甲骨文字の形[字源 2]を見ればわかるように、「午」とも「𦥑」とも関係がない。
  1. 張世超、孫凌安、金国泰、馬如森 『金文形義通解』 中文出版社、1996年、3420-3423頁。
    季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年、965頁。
    林志強等評注 『《文源》評注』 中国社会科学出版社、2017年、97頁。
    徐超 『古漢字通解500例』 中華書局、2022年、101-102頁。
  2. 李宗焜編著 『甲骨文字編』 中華書局、2012年、1136-1140頁。
    劉釗主編 『新甲骨文編(増訂本)』 福建人民出版社、2014年、813-814頁。
    夏大兆編著 『商代文字字形表』 上海古籍出版社、2017年、581頁。

意義 編集

  1. かたい
  2. かのえ十干の7番目。

日本語 編集

発音(?) 編集

名詞 編集

  1. かのえ。十干の7番目。

熟語 編集

関連語 編集

十干

文字 五行
コウ きのえ
オツ きのと
ヘイ ひのえ
テイ ひのと
つちのえ
つちのと
コウ かのえ
シン かのと
ジン みずのえ
みずのと

中国語 編集

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熟語 編集


朝鮮語 編集

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熟語 編集

ベトナム語 編集

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コード等 編集