觉悟 および 覺悟 も参照。

日本語 編集

この単語の漢字
かく
第四学年

常用漢字
音読み

発音 編集

名詞 編集

(かくご)

  1. 危険または不利結果予測し、心構えをすること。
    • 落選を覚悟の上で出馬する。
    • 失敗覚悟で思い切ってやる。
    • 覚悟をきめる。
    1. 制裁報復などを受けることについて、心の準備をすること。(間投詞的に、また命令形で)決闘や仇討などで、相手に斬りかかるときに発する言葉。
      • 「世迷い言は無用だ。いざ! 来い」「むッ、下郎覚悟ッ」(吉川英治『剣難女難』)
      • 与茂七は刀を脱いた。「お袖のためには義理の姉、お岩の讐(かたき)じゃ、覚悟せよ」(田中貢太郎『南北の東海道四谷怪談』)
    2. (「覚悟がある」などの形で)対抗闘争などの決意を表明すること。
      • よしさあ、僕も覚悟があるぞ。決闘をしろ、決闘を。(宮沢賢治『楢ノ木大学士の野宿』)
  2. (仏教) 悟り開くこと。
  3. 諦めること。

動詞 編集