画饼 および 畫餅 も参照。

日本語

編集

名詞

編集

(がべい)

  1. 役に立たないもの。計画だけあって、実現しないもの。
    • だからよしんばあの婆の爪の下から、お敏を救い出す名案があってもだね、おまけにその名案が今日明日中に思いついたにしてもだ。明日の晩お敏に逢えなけりゃ、すべての計画が画餅になる訣だろう。(芥川龍之介 『妖婆』)

出典

編集

三国志・魏書・盧毓

  • (白文)選擧莫取有名、名如地作、不可啖也
  • (訓読文)選び挙ぐるに名有る(のみ)を取る莫れ。名は地に画きて餅を作すが如し、啖ふべからず。
  • (現代語訳)登用するのに有名であるからといって採用してはいけない、名(評判)などと言うものは、地面に画いた餅みたいなものだ、食べることはできない。

同義句

編集

連語

編集

翻訳

編集