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登竜門
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登龙门
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フリー百科事典
ウィキペディア
に 「
登竜門
」の記事があります。
目次
1
日本語
1.1
異表記・別形
1.2
名詞
1.2.1
由来
日本語
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異表記・別形
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登龍門
名詞
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登
竜
門
(とうりゅうもん)
有力者の
知遇
を得ることや
試験
、
コンテスト
、
就職
などの
出世
の糸口となる数少ない
機会
。
今もよく記憶しているが、そのころは
徳富蘇峰
さんが文筆界の中心になっていたようである。
文壇
という言葉も、このころ田村三治などの仲間がはじめて使い出したとか、田村からきいたことがあった。したがって当時は文壇人という者が非常に少なく、徳富さんに招ばれるということが、一つの
登竜門
になっていた。(
柳田国男
『故郷七十年』)
昔の
士族
気質
から唯一の
登龍門
と信ずる
官吏
となるのを嫌って、
碌でもない
小説
三昧
に耽けるは昔者の両親の目から見れば
苦々しく
て黙っていられなかった。(
内田魯庵
『
二葉亭四迷
の一生』)
由来
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『
後漢書
・党錮列伝・李膺伝』中の句「士有被其
容接
者、名為
登竜門
」より。
「竜門」は黄河流域の急流部で、そこを遡った鯉は竜となると言う伝説(
鯉躍竜門
)があった。後漢末期の役人
李膺
は公明正大・気骨のある有力者で彼に知遇を得ることは「『龍門』を登ったようなもの」と言われた。
語の構成は「竜門を登る」であり、元の漢語は場所などを指すものではない。