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縁起
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目次
1
日本語
1.1
発音
1.2
名詞
1.2.1
語源
1.2.2
関連語
1.2.3
翻訳
2
脚注
日本語
編集
この単語の
漢字
縁
起
えん
常用漢字
き > ぎ
第三学年
音読み
音読み
フリー百科事典
ウィキペディア
に 「
縁起
」の記事があります。
発音
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(
東京式
)
え
んぎ
[èńgí]
(
平板型
– [0])
IPA
(
?
)
:
[ẽ̞ŋʲɡʲi]
名詞
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縁
起
(
えんぎ
)
因
(直接的原因)と
縁
(間接的原因)と
相
応じ
て、
万有
の
生起
すること
[
1
]
。
一明本
縁起
(
世親
『
倶舎論
』)
事物
の
起源
・
沿革
。
由来
[
1
]
。
神社
・
仏閣
の
草創
・
沿革
またはその
霊験
などを
言い伝える
こと。また、その
文書
[
1
]
。
此宮、従世初之時、巳為
日本
之固、其
奇異
縁起
、不可勝計(『
類聚符宣抄
』巻一)
海
又は
川
の
水
に
漂う
て
神
の
寄り
来る
話
は、
各地
の
社
(
やしろ
)
に
其
(
その
)
創建
の
縁起
として、
数
限りなく
伝えら
れている。(
折口信夫
『
桃の伝説
』)
象
(
しるし
)
。
兆
(
きざし
)
。
兆候
[
1
]
。
「
坊さん
に
見込ま
れた
とは
縁起
が
いい
、
お前
は
長生き
するよ。」(
豊島与志雄
『
或る女の手記
』)
「
今日
は、
芽出度い
結婚式
だ。
縁起
の
悪い
ことは
云わ
ぬがいい。」(
横光利一
『
七階の運動
』)
「
縁起
直し
」の
略
[
1
]
。
そなた
も
病中
の
門出
、
一寸
なりとも口を祝って、
ほんに
、
えんぎ
に
盃
を
取り
や(三代目
桜田治助
『三世相錦繍文章』)
語源
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「
因
縁
生
起
」の略
[
2
]
。
関連語
編集
複合語:
縁起絵
、
縁起絵巻
、
縁起担ぎ
、
縁起状
、
縁起棚
、
縁起直し
、
縁起の金
、
縁起物
、
業感縁起
、
十玄縁起
、
真如縁起
、
法界縁起
、
唯心縁起
成句:
縁起を祝う
、
縁起を担ぐ
、
縁起でも無い
翻訳
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語義1
英語
:
omen
(en)
サンスクリット
:
प्रतीत्यसमुत्पाद
(sa)
男性
(
pratītyasamutpāda-
)
チェコ語
:
znamení
(cs)
中性
パーリ語
:
paṭiccamuppāda
(pi)
男性
ビルマ語
:
ပဋိစ္စသမုပ္ပါဒ်
(my)
(
paṭiccasamuppādʻ
)
ロシア語
:
зна́мение
(ru)
中性
(
známenije
)
語義2
英語
:
origin
,
source
脚注
編集
↑
1.0
1.1
1.2
1.3
1.4
上田万年
、
松井簡治
『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第1巻、1915年10月8日、紙面514ページ、デジタル270ページ、全国書誌番号:
43022818
、国立国会図書館デジタルライブラリー pid
954645/270
↑
「
縁起
」(『世界大百科事典』、
平凡社
)。