纏足

日本語

名詞

纏足 (てんそく)

1. 中国の前近代に、女児に対して、幼い頃から足に布をきつく巻いて成長を阻害した習俗。足が小さいことが女性の魅力とされたことによる。
   • この事を非常に手柄にして『犬ぢらし』を掴んでまるで飛ぶように馳け出して行ったが、あの纏足の足でよくまああんなに早く歩けたものだね(魯迅『故郷』)

動詞

活用と結合例

纏足-する 動詞活用表（日本語の活用）

サ行変格活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
纏足	し せ さ	し	する	する	すれ	しろ せよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	纏足しない	未然形 + ない
否定(古風)	纏足せず	未然形 + ず
自発・受身 可能・尊敬	纏足される	未然形 + れる
丁寧	纏足します	連用形 + ます
過去・完了・状態	纏足した	連用形 + た
言い切り	纏足する	終止形のみ
名詞化	纏足すること	連体形 + こと
仮定条件	纏足すれば	仮定形 + ば
命令	纏足しろ 纏足せよ	命令形のみ

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中国語

名詞

纏 足（chánzú　簡体字:缠足）

1. 女児の足を長い布できつく包み、足を変形させて小さくする習俗。

関連語

• 小腳