Unicodeでは複数の字種を同一コードポイントに収めているため、お使いの環境(フォント)によって表示が異なる恐れがあります。

漢字

薩󠄁
薩󠄀

字源

編集
  • 梵語Sattvaの音訳「」("sat"桑割切)の「薛」の異体字「𦵮」と「」の合字。[字源 1]「辛」部の下に「土」が合体し、後「産」に訛変し「薩」字になる(画像参考)。
    • 最初、原語のsatには「薛」が用いられたが、より原語の発音に近づくために「土」が添えられた。その後「薛埵」は「薩埵」に、「薛」は「菩薩」と表記されるようになる。
 
「薩」の演変

<参考文献>

編集
  1. 岩松淺夫《“薩”字の成立とその變遷》

意義

編集
  1. 中国語外の"sa"などの音写にもちいる字。

日本語

編集

表外漢字

編集

熟語

編集

中国語

編集

*

朝鮮語

編集

*

文字情報

編集
U+85A9, &#34217;
CJK 統合漢字-85A9

[U+85A8]
CJK統合漢字
[U+85AA]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x5F31
字典掲載
康熙字典 1062ページ, 8文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 32189'
新潮日本語漢字辞典 (2008) 10961/10962/10963
角川大字源 (1992) 8595
講談社新大字典 (1993) 14331/14332
大漢語林 (1992) 9855
漢語大字典 (1986-1989) 5巻, 3309ページ, 5文字目