負うた子に教えられて浅瀬を渡る

日本語 編集

成句 編集

負う教えられて浅瀬渡る(オうたコにオシえられてアサセをワタる)

  1. 背負っ子供浅瀬を教えられて、渡ることもあるということから。)自分よりも劣っ年下の者にも、教えられることもあるということ。
    • さういふ時には、きつと籤にしようといふことになるのを、この時は小ひさい文吾が言ひ出すまで、皆忘れてゐた。「負うた子に教へられて淺瀬を渡る。」なぞと呟きながら、源右衞門だけを拔きにして、源右衞門が籤を拵へた。(上司小劍 『石川五右衞門の生立』)

参照 編集

  • 「負うた子に教えられる」「負うた子に浅瀬」「負うた子に浅瀬を教えられ」などとも。
  • 上方いろはがるたでは、「鬼も十八」の場合もある。
  • 江戸いろはがるた:鬼に金棒
  • 尾張いろはがるた:陰陽師身の上知らず