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名詞

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(りてい、みちのり)

  1. で表した距離里数。あるいは、道のり行程
    • 加賀の国黒壁は、金沢市の郊外一里程(りてい)の処にあり、魔境を以て国中に鳴る。蓋し野田山の奥、深林幽暗の地たるに因れり。(泉鏡花妖僧記』)〔1902年〕
    • 一身田から在所までは三里ばかりの里程(みちのり)があった。もう夕方で黄ろな夕陽が路傍に見える水田の稲の刈株に顫えついていた。(田中貢太郎』)〔1934年〕