重複語 (ちょうふくご)
- (形態論) 畳語に同じ。
- すなわち,インドネシア語にも日本語と同じように,同じ単語や語根を2度繰り返し,重複語あるいは畳語として使われるものがよくあるのである。(デデイ スリャデイ「インドネシア語における重複語の研究 : 重複語の意味と形態を中心に」)〔2007年〕[1]
- 喃語には papa「お父さん」, buubuu「車」など,重複語が多いが,しかしながら,それらは,文法的な重複語とはいえず,音韻的,もしくは完全に語彙化された重複語である.(宮川 創「重複語の有契性 : 言語類型論の視点から」)〔2014年〕[2]
- ↑ デデイ スリャデイ (2007)「インドネシア語における重複語の研究 : 重複語の意味と形態を中心に」, 広島大学大学院教育学研究科紀要. 第二部, 文化教育開発関連領域, 55号, pp.295-301, http://doi.org/10.15027/18335
- ↑ 宮川 創 (2014)「重複語の有契性 : 言語類型論の視点から」, 日本認知言語学会論文集, 2014, vol.14, pp.490-496, http://hdl.handle.net/2433/198574