モールス信号で救難信号として他と判別しやすいように「・・・―――・・・」が使われ、これを単純にアルファベットに直すと「SOS」であることから。「save our ship」の略というのは後付け。
SOS (エスオーエス)
- 救難信号。
- 上甲板の無電室では、主任技師フィリップスが懸命にSOSを放っている。(牧逸馬、『運命のSOS』1912年以降1935年以前)
- 転じて、助けを求めること。
- おかしなもので、きのうまでは大いにみずみずしい男も、お金のSOS発してからは、興味さく然、目もあてられぬのは、どうしたことであろう。(太宰治『虚構の春』1936年)