ngitĩ
カンバ語
編集語源
編集Hinde (1904) は英語 dog にあたるカンバ語「ンガニャワ方言」(Nganyawa dialect; キツイ地区の方言)を ngiti と記録している[1]。なお、これに対応するキクユ語「ジョゴウィニ方言」(Jogowini dialect)は ngiti とされている[1]。
- アクセント: 高低[2]
名詞
編集ngitĩ(複数: ngitĩ)
- 犬。
脚注
編集- ↑ 1.0 1.1 Hinde, Hildegarde (1904). Vocabularies of the Kamba and Kikuyu languages of East Africa, pp. 18–19. Cambridge: Cambridge University Press.
- ↑ 湯川恭敏 (1982).「カンバ語名詞アクセント試論」 『アジア・アフリカ言語文化研究』23, 91-118.
キクユ語
編集語源
編集Hinde (1904) は英語 dog にあたるキクユ語「ジョゴウィニ方言」(Jogowini dialect)の訳語を kui あるいは ngiti と記録している[1]。なお、これに対応するカンバ語「ンガニャワ方言」(Nganyawa dialect; キツイ地区の方言)は ngiti とされている[1]。
- IPA: /ŋɡìtéꜜ/
- 〔キアンブ方言〕IPA: /ŋɡìtě/
- 湯川 (1981, 1985) は mũka、mwĩrĩ、kĩroboto、nyũmba などと同じアクセントの型に分類しており、前者では「低II型」[3]、後者では kahiũ、mũtĩ も合わせて「准昇型」という呼称を与えている[4]。
名詞
編集ngitĩ クラス9/10(複数: ngitĩ)
- 犬。
類義語
編集参考文献
編集- ↑ 1.0 1.1 Hinde, Hildegarde (1904). Vocabularies of the Kamba and Kikuyu languages of East Africa, pp. 18–19. Cambridge: Cambridge University Press.
- ↑ Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary. Oxford: Clarendon Press.
- ↑ 湯川恭敏 (1981).「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」 『アジア・アフリカ言語文化研究』22, 75-123.
- ↑ 4.0 4.1 湯川恭敏 (1985).「キクユ語名詞アクセント再論」 『アジア・アフリカ言語文化研究』29, 190-231.