うれふ

古典日本語

発音

四拍動詞二類^(?)

• 連体形

  (平安時代)うれふる

  (南北朝時代)うれ​うる

  (室町時代)うりょ​ーる

  (江戸時代)うりょ​ーる

動詞

うれふ【憂ふ、愁ふ】

1. 嘆（なげ）き訴（うった）える。愚痴をこぼす。
2. 嘆く。悲（かな）しむ。
3. 悩（なや）む。心配する。
4. 患（わずら）う。病気になる。

活用

うれ-ふ 動詞活用表（日本語の活用）

ハ行下二段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
うれ	へ	へ	ふ	ふる	ふれ	へよ

うれふ【憂ふ、愁ふ】（中世以降、下二段活用より変化）

1. 心（こころ）を痛（いた）める。
2. 患う。病気になる。

活用

うれ-ふ 動詞活用表（日本語の活用）

ハ行上二段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
うれ	ひ	ひ	ふ	ふる	ふれ	ひよ

うれ-ふ 動詞活用表（日本語の活用）

ハ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
うれ	は	ひ	ふ	ふ	へ	へ

派生語

• うれはし
• うれへ
• うれひ

諸言語への影響

• 現代日本語: うれえる