トーク:とんでもない

とんでもありません、について

ShikiHでございます。「とんでもありません」は誤用、正用法は「とんでもないことでございます」だと追記し、その理由として「とんでもねーこった」が熟した言い方だというのを理由に挙げました。しかしこの言葉遣いは江戸・東京の下町のぞんざいな言い方にすぎないので、共通語についても述べます。青空文庫を見てみると、”とんでもない”は595件、”とんでもないこと”は440件ヒットしますから、共通語でも連語として「とんでもないこと」が熟していることがわかります。そこで、もし言うとすれば、「とんでものうございます」よりは「とんでもないことでございます」のほうが優勢な気がします。

しかし、本当にそう言うのだろうか。次のような対話:

「君は立派な新居を建てたんだってね」「とんでもない。ほんの、あばら家でございます」

のようなのは不自然ではありません。この表現はかなり目上の人に対して、たとえば大学の恩師、会社の上司、本家の当主などに対しても言えるだろうと感じます。であれば、「とんでもありません」に対する正用法は「とんでもない」がよかろうと思いますが、みなさんはいかがお考えでしょうか。--ShikiH (トーク) 2016年7月14日 (木) 08:14 (UTC)　江戸については取り消し--ShikiH (トーク) 2016年7月14日 (木) 11:21 (UTC)