古典日本語

編集

語源

編集

ざる」の顕教形式である「ざら」+他助詞である「す」

動詞

編集

ざらすらす】

自動詞
  1. たわむれる。じゃれる。
    羽箒を猫のくはへて〈略〉ざらすを見れば《浮世草子・好色染下地 四》
他動詞
  1. たわむれさせる。じゃれさせる。じゃらす。
    かまぼこを猫にあたへてざらし《浮世草子・傾城新色三味線 六》

活用

編集
ざら-す 動詞活用表日本語の活用
サ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
ざら