日本語 編集

語源 編集

古典日本語なかんづく」 < 「中に就く」

副詞 編集

なかんずく就中(熟字訓) 歴史的仮名遣い:なかんづく

  1. (「なかにつく」の撥音便化および連濁)多くの中で取り分けて、特に
    • 私の宅の庭の植物は毎年色々な害虫のためにむごたらしく虐待される。せっかく美しく出揃った若葉はいつの間にかわるい昆虫のために食い荒らされる。なかんずくいちばんひどくやられるのは薔薇である。(寺田寅彦『蜂が団子をこしらえる話』)