{{用例出典}}は、用例の出典情報を正しく書くためのテンプレートです。別名として{{citex}}を持っています。用例の出典をどのように書くかについてはWiktionary:用例およびWiktionary:スタイルマニュアルをご覧ください。よりシンプルで、{{subst限定}} のテンプレートとして{{出典}}(= {{cite}})もあります。また、用例に限らず一般に出典を表すテンプレートとして{{citation}}もありますが、それとは独立に作られています。

概要

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以下のように入力すると、

* どこで生れたかとんと'''見当'''がつかぬ。{{citex|author=夏目漱石|year=1905|title=吾輩は猫である|bracket=double}}

次のように表示されます。

  • どこで生れたかとんと見当がつかぬ。(夏目漱石『吾輩は猫である』)〔1905年〕

著者や著書に対応するウィキペディア記事がある場合は以下のようにもできます。

* どこで生れたかとんと'''見当'''がつかぬ。{{citex|author=[[w:夏目漱石|]]|year=1905|title=[[w:吾輩は猫である|]]|bracket=double}}

また、著者と年号、タイトル以外の情報をつけると、脚注として詳細が追加されます。

* どこで生れたかとんと'''見当'''がつかぬ。{{用例出典|author=[[w:夏目漱石|夏目漱石]]|year=1905|title=[[w:吾輩は猫である|吾輩は猫である]]|bracket=double|url=https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/789_14547.html}}

使用法

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{{citex
| bracket = 
| author = 
| role =
| title = 
| year = 
| page = 
| otheraccessinfo = 
| publisher = 
| url =
| accessdate =
| publishyear = 
| note = 
| refname = 
}}
  • bracket: (出典のタイプの代わりとしての)書名を囲む記号のタイプ。書籍などは double で 『』, 論文やウェブページは single で「」, 英語文献の場合などは quot で "", none の場合は作例として取り扱われ著者と書名が表示されない。
  • author: 著者の姓名。
  • role: 「訳」など、用例の author が title の著者以外の場合に役割を書く。
  • title: 書名。
  • year: いつの用例か(年)。
  • page: ページ情報。title の中で用例が出てくるページ。雑誌の中で title が該当するページ範囲などは otheraccessinfo に書く。
  • otheraccessinfo: 巻号や版や出版日の情報など、書名とページ以外に出典へのアクセスに有用な情報。
  • publisher: 発行所。「株式会社」「有限会社」「~法人」「Publishers」「Co.」「Inc.」「Ltd.」等は省き、社名の一部である「書店」「出版」「Books」「Press」は省かず、入力。
  • url: テキストがオンラインである場合のURL。
  • accessdate: 閲覧日。{{Accessdate}}を使っている。
  • publishyear: 発行年。書誌の発行が用例の年と異なる場合。
  • note: 出典へのアクセスに関わる otheraccessinfo 以外で脚注に伴わせるべき備考。
  • refname: 脚注における参照名。複数回同じ文献を参照するときに、この名前を共通させておくと、脚注が纏められる。なお、他の値は全く同じでないとエラーになる。