Wiktionary:スタイルマニュアル
基本
編集このページでは、日本語版ウィクショナリーのスタイルに関して説明します。しかし、これはあくまで本辞書の統合性の為に標準の形式を提示するものであって、強制するものではありません。具体的な事例においては、柔軟性を持った対応が求められます。
具体的なスタイルは、以下に参照してください。
新規記事作成
編集一部の言語は、標準の内容から自動的に新規作成することができます。新規記事作成から新規作成すると各テンプレートが自動的に入ります。
表記の仕方
編集- 句点は「。」を、読点は「、」を用います。
- 項目内の文章は常体(である体)で書きます。本文書のような項目以外のページでは敬体で書くこともあります。
- Wikipedia:表記ガイドも参照してください。
項目名
編集Unicode に複数のコードが割当てられている文字については、漢字以外は基本的に Unicode の正規化に従います。
ウィクショナリーの項目名は、特別な事情がある場合を除き、原則的に説明対象の言葉自体が項目名となります。
活用や格変化がある語については、基本形を項目名として立項します。基本形以外の語形のページを作成するかどうかは、言語によって慣習が違います。現在のところ、英語などの言語では変化形一式を立項してますが、日本語の動詞・形容詞・形容動詞の活用形などは立項していません。変化形を立項する場合も、ソフトリダイレクトの形式にし、語の説明は基本形のページへ集中させます。
それぞれの言語の項目名の立て方は#特別な考慮事項も参照してください。
項目の構成要素
編集まず、項目の言語名で章立てをします。章立てには =={{ja}}==
のように、言語表記のテンプレート(ここでは{{ja}}
)を使います。複数の言語で項目名に対応する項目があれば、同じ記事内でそれぞれ章立てをします。章立てをする順番は日本語が一番上で、それ以下は五十音順に言語を並べます。また、=={{L|ja}}==
のように{{L}}
を用いた記述も可能です。
当項目がウィキペディア等の姉妹プロジェクトにあれば姉妹プロジェクトのテンプレートを使ってリンクしてください。
それぞれの言語の章には、以下のような見出しを立て、項目への解説を記します。また、個別言語に対する#特別な考慮事項も参照してください。
構成要素の内、「言語名の表示」「品詞名の表示」「語義の説明」はウィクショナリーで立項する上で最低限求められる構成要素です。その他の構成要素は、記載されている方が望ましいですが必須ではありません。自身で分かる場合のみ記載してください。
品詞
編集品詞章立てのテンプレートを使って章立てしてします。語義の説明及び用例の掲示もこのセクション直下で行います。
語義説明、用例掲示は箇条書きのマークアップで列挙します。品詞のセクション表示と語義の箇条書きの間に、見出しとして改めて説明対象の言葉、つまり項目名を表示します。この見出し表示にはテンプレートも用意されています。
入力内容 | ページ「dictionary」での表示結果 |
---|---|
=={{L|en}}== ==={{noun}}=== {{head|en|noun}} #意味。 #* 用例 #もう一つの意味。第二の意味。 #* 用例 |
dictionary(複数:dictionaries)
|
語義
編集語義は、日本語で当項目を解説し、解説に使われている日本語の単語へリンクします。項目は文字一文字のものは、その文字自体の説明と文字コードを記してください。
語義が特定の専門的な分野で用いられる場合や、口語・文章語・俗語といった文体的・ニュアンス的な特性がある場合は、各語義説明の前(マークアップの*
の後)に括弧書きでそれらを記します。この表示用には{{context}}
や{{タグ}}
などのテンプレートが用意されています。
それぞれの意味において用例を提示する時に、日本語以外の場合は、日本語訳も記してください。Wiktionary:用例#用例を示す形式も参照ください。
発音
編集テンプレート{{pron}}
を使って章立てします。カテゴリ:発音にある発音表記の説明ページを元に、IPA等の発音記号を発音記号のテンプレートで記します。また、その言語固有の発音表記方法がある場合は、#特別な考慮事項およびを参照の上、それも記してください。例えば、日本語の漢語の項目では(読み)仮名も記されます。
=={{pron}}== (言語固有の発音表記方法) *{{IPA|lang=(言語コード)|(実際の音声記号)}}
語源
編集テンプレート{{etym}}
を使って章立てします。語源について記します。
熟語
編集テンプレート{{prov}}
を使って章立てします。それぞれリンクしてください。
関連語
編集テンプレート{{rel}}
を使って章立てします。それぞれリンクしてください。
翻訳
編集テンプレート{{trans}}
を使って章立てします。ここに他言語への訳語を五十音順に記載し、リンクします。特別な事情がない限り、基本的には、翻訳の記載は日本語項目のみで行います。つまり、英語項目でドイツ語訳を記したりはしません。そのような英独辞書あるいは独英辞書としての機能は、英語版ウィクショナリーやドイツ語版ウィクショナリーへ委ねます。
その他
編集上記以外は、Wiktionary:Templateの一覧#その他表記も参照してください。
カテゴリ
編集[[カテゴリ:言語名]]
および[[カテゴリ:言語名 品詞名]]
を記してください。ただし、{{head}}
や{{en-noun}}
などのテンプレートを使った場合は、カテゴリが自動的に追加されるため、特に明記する必要はありません。
また、[[カテゴリ:日本語 生物学]]
のように、分野別カテゴリを記すこともできます。カテゴリには、ソートキーが必要となる場合があります。
付与方法やソートキーについてはWiktionary:カテゴリの付け方を参照してください。
特別な考慮事項
編集個別言語・文字の項目に対する特別な考慮事項は、以下のページを参照してください。
個別言語
編集個別文字
編集項目例
編集以上に記した説明に沿ったひな形を挙げます。これを改変して項目を作成することもできます。
日本語項目「こんばんは」の例
編集=={{L|ja}}== [[Category:{{ja}}]] ==={{etym}}=== (省略) ==={{pron}}=== {{ja-pron|acc=5}} ===感動詞=== [[Category:{{ja}} 感動詞]](※{{head|ja|感動詞}}、{{ja-interj}}などのテンプレートも使用可能) '''こんばんは'''【[[今]][[晩]]は】 # 夜に会った時の[[挨拶]]の言葉。 #* 子狐は教えられた通り、トントンと戸を叩きました。「今晩は」(新美南吉『手袋を買いに』)〔1996年〕 ===={{rel}}==== *[[こんにちは]] ===={{trans}}==== *{{T|en}}: [[good evening]] *{{T|zh}}: [[晚上好]]
西洋語項目の例
編集== {{L|en}} == === {{alter}} === === {{etym}} ===(※ 語源が異なって語形が同一の場合は、タイトルを{{etym}}1/{{etym}}2など作成し、以下のサブタイトルの階層を1個下げて記述します) === {{pron}} === *{{IPA|lang=en|...}} === {{noun}} === '''原形''' (格変化又は語形変化)(※{{en-noun}}などのテンプレートも使用可能) #意味1 #*英語の用例 #*:用例の訳 #意味2 #*英語の用例 #*:用例の訳 他 ==== {{usage}} ==== ==== {{syn}} ==== ==== {{ant}} ==== ==== {{drv}} ==== ==== {{rel}} ==== === {{verb}} === '''原形''' (変化)(※{{en-verb}}などのテンプレートも使用可能) #意味1 #*英語の用例 #*:用例の訳 他 ==== {{usage}} ==== ==== {{syn}} ==== ==== {{ant}} ==== ==== {{drv}} ==== ==== {{rel}} ==== ---- (言語間の仕切り線) == {{L|fi}} == === {{etym}} === === {{pron}} === === {{noun}} === '''原形'''(※{{fi-noun}}などのテンプレートも使用可能) #意味1 #*フィンランド語の用例 #*:用例の訳 #意味2 #*フィンランド語の用例 #*:用例の訳 ==== {{decl}} ==== ==== {{syn}} ==== ==== {{drv}} ==== ==== {{rel}} ====