トーク:こと

最新のコメント:3 年前 | トピック:終助詞としての用法について | 投稿者:Ryota7906

終助詞としての用法について 編集

「終助詞」として定義、用例を加筆していただきましたが、このうち日本国憲法第73条については「内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行ふ。」として縷々その内容を列挙したものであり、これは各事項を単に体言止めで表現したものであって命令の意味ではないものと思われます。
また文部科学省「盲学校,聾学校及び養護学校施設整備指針」については、「〜すること」となっている箇条は命令と解釈できそうですが、「〜が望ましいこと」や、用例としてお挙げになっている「〜有効であること」は明らかにニュアンスの違う表現であり、命令ではなく、注意すべき事項を体言止めの形で表したものと解釈されます(このようなニュアンスの異なる表現を同列に並べる文書自体にも違和感を感じないでもないですがそれはさておくとして)。
3番めの「〜保証ファイル参照のこと」は定義通りの妥当な用例だと思います。
しかしこれはすでに「名詞・事」の16番めの最初の例文(「宿題を忘れた者は立つこと。」)で提示したものと同じ用法なので、そちらにまとめるか、あるいは終助詞としての性格(後ろに「だ」「です」をつけられない、無理につけるとニュアンスが口語的に変質してしまう)という点を重視して、16番めの最初の例文を終助詞の方に回すかし、この用法に当てはまらないと思われる例文は除去しようかと思うのですがいかがでしょうか(なお上で「命令とはニュアンスが異なる」と指摘させていただいた文例は、「名詞・事」の2番め、3番めに該当する表現かと思います)。--Ryota7906 (トーク) 2020年10月11日 (日) 20:26 (UTC)返信

ページ「こと」に戻る。