トーク:X'mas

最新のコメント:14 年前 | トピック:スタブ理由など | 投稿者:Mtodo

スタブ理由など 編集

日本語の項目として立てるのは違和感がありますが、広く使われていますし、英語でもないので一応の所日本語としておきました(台湾などでも使うようですが)。また、チンプオ語では、「X'mas」方が正しい表記のようなので[1]スタブを付けておきました。--SHO 2008年12月7日 (日) 03:02 (UTC)返信

主に日本における誤記であるため日本語でよいと思います。ただ、この表記は比較的昔から誤表記であることが有名であり、あたかも、受け入れられた表記とする記述はいただけません。あと、用法の後段は初見なのですが何か出典はありますか?(語源論等で「~するものか?」と疑問形で止めるものは、筆者が推定していることを意味していません。多くの傍証はあるのだが、直接の証明となりにくい場合に用います。この場合、傍証をあげよと問われた場合、それを列挙しなければいけません。)--Mtodo 2008年12月7日 (日) 07:23 (UTC)返信
誤記に関してですが、何か「指示文字」などといった誤記は違う感じがすると思います。なんというか、現在でもコマーシャルなど見かけ(たと思い)ますし、「誤りと知りながら敢えて使っている」といった感じでしょうか。テレビで使われていても、「間違えているから、電話をかけて訂正してもらおう」といった範囲まで行かないと思います。何か「間違いだから使うんじゃない」と言う所まで行かない思ったものですから。それと、後で見つけたんですが、三省堂の新明解国語辞典(第六版)のクリスマスの項目に〔表記〕「Xmas」のXは、Christのギリシャ語形の頭文字。「X'mas」は、日本での形。とありました。
用法の後段に関しては、誤字等の館[2]
もうひとつ考えられるのは、「デザイン」上の理由です。
クリスマスを利用して販売促進を狙う商売人たちにとって、「ロゴ」の見栄えは重要です。
「Xmas」と表記するよりも「X'mas」の方がバランスが取れていると感じるなら、正誤など二の次。
なにしろ、有名な英会話教室のCMにすら「X'mas」が使われるほどですから。
本質を忘れ、外見だけを追い続ける日本人の気質を、みごとに表していると言えます。
2ちゃんねるを挙げるのはどうかと思いますが、[3](265ぐらいから)
書いた本人が言うのもなんですが、「それに加え、「'(アポストロフィ)」を付けた方がバランスが良いなど、デザイン性の問題もあり、一般的になったか。」の方がよいかも知れません(汗)。--SHO 2008年12月7日 (日) 10:14 (UTC)返信

この手の間違いは、自国の言語体系において、故意にせよ過失にせよ、誤って使ったものが定着したもの(例:あらたし→あたらしい(最近はそうではないという説もありますが)、独擅場→独壇場、和製英語などもこれに含まれます)と異なり、他国言語に関して、勝手に他国の文法や正字法(縮約を’で表す)を解釈して他国語の表記(ローマン・アルファベット)で用いているものなので、これを母国語としている人から見れば奇妙な、いわゆる「イタイ」表現です。同じような例をあげると、街角の理髪店に「Bar ber ××」という看板がかかっているようなものです。このような間違いは、それを母国語とする人に笑われる元なので(中国製の製品の注意書きで、しばしば「ツ」と「シ」などが間違えられ、チープ感を醸し出しているようなものです)、少なくとも、辞書のスタンスとしては誤用であることを明記しておくべきと考えます。ちなみに、英語圏においても、Xmasですら、地の文ではほとんど使われないということを覚えておいてください。

次に、出典なんですが、このような場合、誰が主張したかが問題となります。一般に、その道の専門家(狭く言えば、言語に関わる大学等の研究者)の著作によるか、それらの人が著作に参加する辞書に典拠を求めるのが正しい態度です。引用されたHPは非常にまじめな態度で書かれているものですが、いかんせん、著作者が明示されておらず、その典拠性を評価することは困難です。典拠を求められたときに、このような提示をすることは、今後、避けた方がよいでしょう。まあ、2chの議論は論外です(そこで、引用されている文献は典拠になりえますが)。--Mtodo 2008年12月7日 (日) 11:05 (UTC)返信

ご説明ありがとうございます。今後心得ておきます。(余談ですがもし「A Happy New Year」を立てるなら、それについても言えますかね。)--SHO 2008年12月7日 (日) 12:12 (UTC)返信
books.google.comを検索してみると、18~19世紀のイギリス文献に「X'mas」や「Xtmas」が、かなりたくさん確認できます。日本固有というものでもないようです。私個人は「Xtmas」や「X'tmas」の存在から、16世紀頃の古い綴りである「Xristmas」から来ているのではないか、と疑っています。--安岡孝一 2008年12月9日 (火) 05:19 (UTC)返信
ストラスブールの誓約書(842)には、キリストをXPと表記し、上に省略記号である~を貼付するという表現が散見されます。Xmasは現代英語では誤り、とするのが適当ではないでしょうか。--219.103.253.199 2009年6月7日 (日) 23:55 (UTC)返信
現代英語としては、手持ち(RandomHouse)、ネット(Merriam-Webster Online Dictionary etc.)の英英辞典ではヒットせず、英和辞典でもウィズダム英和辞典、研究社系の英和辞典には「誤り」と明記されています。従って、少なくとも現代英語には存在しない語(「英語」の誤りですらない、例えば"X_mas"とか"X^mas"等の表記と等価)ということになるでしょう。そういう意味では、一種の和製英語の類(と言うよりは一種のロゴ)と考えるべきでしょう。辞書の役割としては、それは和製英語であり、英語だと誤って英語を使う局面においては使用すべきでないことを記載するのは辞書の役目の一つと考えます。
ちなみに、ΧΡ(キーロー:念のためギリシア文字で記載しています)をもってキリストを象徴することは、4世紀のコンスタンティヌス帝に遡るとされていますが(ラバルムの項参照)、9世紀のストラスブールの誓約書が引き合いに出されるのは、何の意図があるのでしょうか。非ギリシア語との交ぜ書きの初出ということでしょうか。それでも略称はXではなくXPなのですが。なお、英語の表現としては、1551年位まで遡れるようですが、一般的な表現となるのは19世紀以降とのことです。--Mtodo 2009年6月9日 (火) 11:38 (UTC)返信
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