日本語

編集

名詞

編集
 
ビー玉の例

ビー玉(びーだま)

  1. 主に遊びで使われる、ガラスでできた小さなビードロ玉
    • 彼は隠袋の中へ手をぐっと挿し込んで掌いっぱいにそのビー玉を載せて見せた。(夏目漱石『明暗』)〔1916年〕[1]
    • 猫の玩具には、ビー玉だの糸巻だのがあるが、新聞紙を小さく切って丸めたのが、いちばん倦きないらしい。(豊島与志雄『蔵の二階』)〔1949年〕[2]
    • 私ら子供のころは、机に小刀で先生の目を盗みながら穴をあけてビー玉をごろごろ落とした。(川俣健二郎、第112回衆議院環境委員会)〔1988年〕[3]
  1. 青空文庫(1999年8月12日公開、2018年2月2日修正)(底本:「夏目漱石全集9」ちくま文庫、筑摩書房、1988年6月28日第1刷)http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/782_14969.html 2018年3月31日参照。
  2. 青空文庫(2008年1月16日作成)(底本:「豊島与志雄著作集 第四巻(小説4)」未来社、1965年6月25日第1刷)http://www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42749_29479.html 2018年3月31日参照。
  3. 「第112回国会衆議院 環境委員会議事録 第3号(昭和63年3月25日)」p. 6. 国会会議録検索システム http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/112/0378/11203250378003.pdf 2018年3月31日参照。