博物(はくぶつ)
- 広く知識が豊富なこと、博学、博識。
- 博物学の略。
- 戦前日本の小学校及び中学校で教授されていた教科、動植物や鉱物について教える。
- 博物ハ中等科ニ至テ之ヲ課シ最初ハ務テ実物ニ依テ通常ノ動物ノ名称、部分、常習、効用、通常ノ植物ノ名称、部分、性質、効用及通常ノ金石ノ名称、性質、効用等ヲ授ケ高等科ニ至テハ更ニ植物、動物ノ略説ヲ授クヘシ凡博物ヲ授クルニハ務テ通常ノ動物、植物、金石ノ標本等ヲ蒐集センコトヲ要ス(『小学校教則綱領』)
- 親戚の船員のものがカイロか何處かで貰つて來たのだが、珍しいものだから學校へ持つて行つてはと云ふので、博物の教師である私の所へ持つて來たのだといふ。(中島敦 『かめれおん日記』)
博物 (ピンイン: bówù 閩南語: phok-bu̍t)
- (日本語に同じ)