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成句

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ねこからかさ

  1. (猫の前で唐傘をさすと驚くことから)驚くこと、嫌がることの比喩。
    • かた見世の茶筅土人形かぶり太鼓、すこしは目馴めなれし都めきて是に力を得、しばし休て此うれしさに、あるじの老人に金子一両とらしけるに、猫に傘見せたるごとく、いやな貌つきして、茶の銭置給へといふ。さても京より此所十五里はなかりしに、小判見しらぬ里もあるよとおかしくなりぬ。 (『好色五人女』四、小判しらぬ休み茶屋)