日本語

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成句

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空腹立つ(そらばらをたつ)

  1. 立腹した振りをする。
    • はらたゝしく成て ○前は此馬頭はそらはらをたててありしかコヽにては実に腹立する也――「源氏細流抄 細流巻一」『国文註釈全書』室松岩雄校訂編輯、国学院大学出版部、1908年12月、29頁。
    • 北の方其処にて、ちとそらばらを立てて宣ふやう、何とて、かやうに先程より、われを不審させ給ひ候ぞや。――「あきみち」『近古小説選島津久基編、中興館、1927年2月、59頁。
    • 別の事でもおりなひ、そもじのものにふうをつけてやり申さうとあれば、それはがてんの行ぬことを承とて、そら腹をたちける処に、其御がてんの参らぬか、こなたのてうほうぢやとて、――「戯言養気集」『未刊随筆百種』第8、三田村鳶魚校訂、米山堂、1927年11月、80頁。

異表記・別形

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  • 空腹を立てる

参考

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  • 『故事・俗信 ことわざ大辞典』尚学図書編集、小学館、1982年2月、678頁。