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慣用句

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負んぶ抱っこ(おんぶにだっこ)

  1. 組織集団などに何から何まで頼っていること。
    • あるいは一般論として、そういう過保護はだめだ、自分の力で企業運営をしていかなければならない、いつまででも国に対しておんぶにだっこというのは許されないというような意見がある、これは私承知をいたしております。(横手文雄、第96回衆議院商工委員会)〔1982年〕[1]
    • 日本の税制がいたずらに所得税やあるいはまた法人税におんぶにだっこになり過ぎたのでは、もうこれからの展望は開けない、私もそのように強く感じているところでございます。(逢沢一郎、第114回国会予算委員会)〔1989年〕[2]
    • ティスタなんて貴方におんぶにだっこで! あの子が知ってることは全部貴方が教えてくださったのですもの。お礼のしようもありません。(A. キングスフォード『犬酸漿』)〔The Creative CAT訳2016年〕[3]
  1. 「第96回国会衆議院 商工委員会議事録 第18号(昭和57年8月6日)」p. 14. 国会会議録検索システム http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/096/0260/09608060260018.pdf 2018年11月9日参照。
  2. 「第114回国会 予算委員会 第13号(平成1年4月26日)」国会会議録検索システム http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/114/0380/11404260380013a.html 2018年11月9日参照。
  3. 青空文庫(2016年12月24日作成)クリエイティブ・コモンズ 表示 3.0 非移植 ライセンス公開(翻訳の底本:Project Gutenberg. Dreams and Dream Stories by Anna Bonus Kingsford.)https://www.aozora.gr.jp/cards/001882/files/58029_60607.html 2018年11月9日参照。