キクユ語 編集

逐語訳 編集

  • 「雄の鳥の尾(kanyĩrĩ)は持ち主により揺らされるものである」
キクユ人 (wp)が暮らすケニアには、踊りの際に頭にかぶって揺らす羽飾りとなる長い尾羽を持つ鳥が何種類か見られる。kanyĩrĩ と共通の語幹を持つ語である mũnyĩrĩ も参照。

ことわざ 編集

kanyĩrĩ kainagio mwene

  1. 折角の美しい羽飾りであっても、踊り手下手であれば十分に映えないということ。
  2. 羽飾りを揺らすことができるのは、その羽飾りの持ち主のみであるということ[1]

脚注 編集

  1. "kanyĩrĩ" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 347. Oxford: Clarendon Press.

参考文献 編集

  • 「Kanyiri kainagio ni mwene」杜, 由木『夜には、夜のけものがあるき 昼には、昼のできごとがゆく』東京図書出版、2015年。 ISBN 978-4-86223-828-3
  • Njũrũri, Ngũmbũ (1969). Gĩkũyũ Proverbs, p. 51. London: Macmillan.