日本語

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接頭辞 

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えせ---

  1. 似てはいるが本物ではないこと。似て非なるもの。見せかけだけである様子。
    • 似非学者、似非者、似非文化人、似非学問
  2. 無価値なさま。劣っているさま。つまらないさま。質が悪いさま。

名詞

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えせ

  1. 似てはいるが本物ではないこと。似て非なるもの。見せかけだけである様子。
    • 卑俗な風俗小説のほとんどすべてが、読者の好奇をそそるために、闇の世界とえせの貴族趣味とをからみあわせて場面をいろどっている。(宮本百合子「日本の青春」)
    • おやじは“偽悪者”というか“照れの裏返し”というか、わざと悪く見られようとするところがあった。/だが、なにより似非が大嫌いだった。(毒蝮三太夫「たぬきババアとゴリおやじ 俺とおやじとおふくろの昭和物語」)

語源

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諸説あり

  1. いせ(僻、癖)に伝わる語[1]
  2. おそ(鈍)が転じた語[1]
  3. にせ(偽、贋)に由来した語[1]
  4. えしもの(荒者、荒賊)の「えし」が転じたとされる[1]
    • 「えせ」は劣っているもの、価値のないものを意味していたが、悪い表現として使われるようになり現在の意味になった[1]

関連語

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出典

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  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 語源由来辞典』Look vise,lnc.