古典日本語

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名詞

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おんぞ御衣

  1. 衣服尊敬語着るを敬って、その衣服をいう。お召し物。
    • 白き薄物の御衣着給へる人の、手に氷を持ちながら。(『源氏物語』蜻蛉)
    • その夜も御かたはらにさぶらひたれば、いといわけなげに、御ぞがちにて臥させ給へる、見るぞあはれなる。(讃岐典侍日記)