かも
日本語
編集名詞
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- (鳥, 冬の季語) 日本の湖沼・河川などで見られる水鳥の仲間・カモ科。カルガモ(wp)、オシドリなど通年生息する水鳥と、マガモ、コガモ、オナガガモ、スズガモなど、日本では冬季に見られる水鳥を含む。家禽として飼育される場合もある。
- (食品) 鴨肉。食品としての上記のカモ類の肉。
- ボーイが私たちのところへ持って来た鴨は、半熟にボイルしてあり、二十四万三千七百六十七番という由緒を示す番号札が添えてあった。ボーイは見せるだけ見せると、番号札を残して鴨を持ち去った。(北大路魯山人『すき焼きと鴨料理--洋食雑感--』)
- 詐欺のターゲット。勝負事などで、くみしやすい相手。
発音
編集派生語
編集句
編集備考
編集- 『北越雪譜』では、以下のように「あぢかも」の読みを「𪃈𪇊」に充てている例がある。
- 𪃈𪇊といふべきを省けるならん、あぢかもとは古哥にもあまたよめり。(鈴木牧之『北越雪譜』(ふりがな文庫))