とんび
日本語
編集名詞
編集- タカ目タカ科の鳥「トビ」の通称。「ピーヒョロロロ」と鳴きながら滑空する猛禽類。言語慣習的に鷹に比べ、劣る存在として認識される。
- トンビエイの略称
- 外套の一種。地は黒い糸を縦横に編み、その間に、黒い熊の毛状のものを織り込み、袖を出して作り、翼状のものであって、インヴァネスに似る。袖を出さないものをマントという。また、インヴァネスの異称ともなっている。
- 鳶合羽の略。
- 通りがかりにに物を掠め取る小盗人。鳶が餌をさらう様より。かっぱらい。
- 用も無く場所をうろつくもの。鳶が空を舞う様から生じた語。
- 廊下とんび、楽屋とんび
- 江戸時代、浄瑠璃操人形業界の隠語で、「髪」のこと。
- 取引所用語。注文取。さいとり。
- 寄席芸人の符丁で、「笛」のこと。