むなし

古典日本語

発音

四拍形容詞一類^(?)

• 連用形

  (平安時代)むなし​く

  (南北朝時代)むなし​く

  (室町時代)むなし​く

  (江戸時代)むなし​く

• 連体形

  (平安時代)むなしき​ぃ

  (南北朝時代)むなしき​ぃ

  (室町時代)むなし​き

  (江戸時代)むなし​き

形容詞

むなし【空し、虚し】

1. 空（から）っぽだ。
2. 魂（たましい）がない。死（し）んでいる。
3. 事実無根だ。
4. 無駄だ。無益だ。
5. 儚（はかな）い。

基本形	語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形	活用の種類
むなし	むな	(-しく)	-しく	-し	-しき	-しけれ	○	シク活用
		-しから	-しかり	○	-しかる	○	-しかれ

諸言語への影響

• 現代日本語: むなしい