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名詞 編集

ヒートポンプ

  1. (熱力学, 機械) 仕事を受け取って、温度低い熱源から温度が高い熱源へを移す装置で、特に温度が高い熱源への熱の供給目的とするもの。寒い屋外の空気からそれよりも温かい屋内へ熱を移し、さらに屋内を暖める暖房エアコンなど。
    • 2014年、中島秀介ほか「微粒子表面における氷の不均一核生成の制御」[1]
      エアコン用ヒートポンプでは,暖房運転時に,冷却された熱交換器の金属表面に水蒸気が凝縮・凍結し,霜が生じ,流路の閉塞や熱抵抗の増大につながる.
    • 2021年、閣議決定「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」[2]
      産業部門の熱需要は低温帯から高温帯まで多岐にわたる。蒸気・温水などによる低温帯の熱需要に対しては、ヒートポンプや電熱線といった電化技術による脱炭素化が考えられるが、設備費用や電気代への対応といったコスト面の課題がある。

関連語 編集

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  1. 中島 秀介, 大谷 吉生, 微粒子表面における氷の不均一核生成の制御, ホソカワ粉体工学振興財団年報, 2014, 22 巻, p. 111-114, 公開日 2017/07/05, Online ISSN 2189-4663, https://doi.org/10.14356/hptf.13506 CC BY 2.1JPで公開
  2. 「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略(令和3年10月22日閣議決定)」(環境省ホームページ) https://www.env.go.jp/content/900440767.pdf 政府標準利用規約(第2.0版)公開 2023年1月27日参照。