ビッグバン

日本語

語源

英語 big bang より。この理論に懐疑的であったイギリスの天文学者フレッド・ホイル(1915-2001)がラジオ番組にて、「この宇宙は大爆発で始まったというのか？」と皮肉で言ったものを、ロシア帝国出身のアメリカ合衆国の理論物理学者ジョージ・ガモフ(1904-1968)が好んで使い始め、定着したもの。

名詞

ビッグバン

1. (天文学) 宇宙は誕生した際に大爆発を起こし、超高温・超高密度の火の玉となったという理論。また、その大爆発。
2. 俗に、宇宙の誕生そのもののこと。現在では、宇宙は誕生してインフレーションと呼ばれる超高速度の膨張を起こした後に大爆発を起こしたと考えられていることから、宇宙の誕生そのもののことをビッグバンと呼ぶのは不正確である。

関連語

• ビッグリップ
• 熱的死
• ビッグクランチ