日本語

編集

語源

編集

ラテン語 lithium からの借用語で、「」を意味するギリシア語λιθoς (lithos)」に因む。葉長石の中から発見されたことから。日本語では宇田川榕菴の『舎密開宗』(1837-1847) に「利知烏母/リチウム」として現れる[1][2]

発音

編集

名詞

編集
 
リチウム

リチウム

  1. (元素, 金属) 原子番号 3、元素記号 Li金属元素アルカリ金属原子量6.941。単体は、常温常圧では銀白色固体

関連語

編集

翻訳

編集

参照

編集
  1. 宇田川榕菴舎密開宗、巻1、1837、10ページ:
    ノ韻ヲ歩𬼀左ニ列舉シ以テ初學ノ記誦ニ便ス。漢名譯名、蘭名ハ其下ニ嵌註シ別名ハ篇中條下に讓テ録セズ
    […]〔利〕利知烏母リチウム
  2. 藤原鎭男、岡本有子、『舎密開宗における現代化学用語』