パーリ語 थेरवाद theravāda(テーラヴァーダ:長老の(テーラ)学派(ヴァーダ))から。
- (東京式) じょーざぶぶっきょー [jòózábúbúꜜkkyòò] (中高型 – [5])
- IPA(?): [d͡ʑo̞ːza̠bɯ̟ᵝbɯ̟ᵝk̚ʲkʲo̞ː]
上座部仏教 (じょうざぶぶっきょう)
- (仏教) 現在、存在している仏教のうちの大きな一群のこと。
- インドの初期仏教教団は釈迦の死から100ないし200年後くらいのアショーカ王の代(紀元前3世紀)に分裂し(根本分裂と呼ぶ)、上座部と呼ばれる一群の部派が生まれることになった。(もう一方を大衆(だいしゅ)部と呼ぶ。)この上座部の流れはその後も長く続き、今のタイ、ミャンマー、スリランカなどの仏教(南伝仏教)になった。それゆえ、それらの諸国の仏教のことを上座部仏教と呼ぶ(自らも名のる)。テーラヴァーダ仏教とも言う。