倍半分(ばいはんぶん)
- ある数量が別の数量に対して倍に達し、逆に別の数量がある数量に対して半分に達するような差があること。
- 従って病気の率はどうかというと、受診率は健康保険の方が多くて、国民健康保険の方が負担する関係上少ない。三、四年前は倍半分くらいだったと思います。(池田勇人、第40回衆議院社会労働委員会)〔1962年〕[1]
- 単価につきましては、これもよく出てくるグラフですけれども、ケミカルの平均と材料の平均の差異をとりますと、平成21年で3万7,000円、約倍半分の価格差がある。(環境省、産業構造審議会環境部会廃棄物・リサイクル小委員会)〔2009年〕[2]
- 助詞を伴わずに副詞的に用言を修飾することもできる。
- 全体でいったって、京都府が十万人当たり三百八人で、一番少ない埼玉県は百五十三人で、倍半分違うんですよ。(篠原孝、第193回国会厚生労働委員会)〔2017年〕[3]
- ただ、同じ業種でも小学校と中学校でエネルギー消費原単位が異なる。原単位に何を採用するかによって倍半分変わってくるので、原単位の妥当性についてよく議論する必要がある。(環境省、新地方公共団体実行計画策定マニュアル等改訂検討会)〔2008年〕[4]
- 1.5倍程度の状態を指して用いる場合もある。[5]