日本語

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語源

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内証より。

名詞

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(ないしょ)

  1. 公表せず、内々にすること。内密にすること。
    • あるときは、年とった女中内緒にたのんで、シャツの袖口ボタンを、更に一つずつ多く縫いつけさせたこともありました。(太宰治『おしゃれ童子』)〔1939年〕[1]
  2. 表向きでない、奥の間、台所。また、経済状態


類義語

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参照

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  1. 青空文庫(1999年10月26日作成)(底本:「太宰治全集3」ちくま文庫、筑摩書房 1988(昭和63)年10月25日第1刷発行 底本の親本:「筑摩全集類聚版太宰治全集」筑摩書房 1975(昭和50)年6月~1976(昭和51)年6月刊行)https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/306_20009.html 2019年4月2日参照。
  2. 青空文庫(2013年1月23日作成)(底本:「柳生月影抄 名作短編集(二)」吉川英治歴史時代文庫、講談社 1990(平成2)年9月11日第1刷発行 2007(平成19)年4月20日第12刷発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/001562/files/52450_50007.html 2019年4月2日参照。