日本語

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この単語の漢字
せき > せっ
第一学年
けい
第四学年
音読み
この単語の漢字
ゆう
第一学年
けい
第四学年
湯桶読み

名詞

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(せっけい 又は ゆうけい)

  1. (せっけい、ゆうけい夕方景色
    • 爺岳の双峰が新雪に輝き、鹿島槍がヒマラヤの山のように雪煙を上げる美しい夕景だった。(松濤明『槍ガ岳』1950年)
  2. (ゆうけい)夕方夕刻
    • あまりの評判に釣られるともなく、半日の春を小屋の中の空氣に浸(ひた)つた、捕物の名人で『錢形』と異名を取つた御用聞きの平次。夕景から界隈の小料理屋で一杯引つかけて、兩國橋の上にかゝつたのはもう宵の口。(野村胡堂『錢形平次捕物控』「振袖源太」1931年)
    • まえの日のお泊まり宿であった小田原のご本陣を出発なさいましたのが明けの七ツ、道中いたってのごきげんで、おそくも夕景六ツ下がりまでには品川の宿へご参着のご予定、という宿役人からの急飛脚がございましたものでしたから、(佐々木味津三『右門捕物帖』「七化け役者」)

発音(?)

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せ↗っけー
ゆ↗ーけー

関連語

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