日本語 編集

成句 編集

(もうぼだんき)

  1. 学問を途中で止めることは、全てを台無しにしてしまうことであるという戒め。断機の戒め

由来 編集

  • 列女伝・母儀・鄒孟軻母』にある、孟子が勉学に疲れ帰宅した際、機織りをしていた母親が織っている途中のものを刃物で断ち切って孟子に示し、学問を途中で止めることは、こうして作りかけの織物を途中で切って今までの努力を無かったことにすることだといましめた、以下の故事による。
    孟子之少也、既學而歸。孟母方績、問曰「學何所至矣」。孟子曰「自若也」。孟母以刀斷其織。孟子懼而問其故。孟母曰「子之廢學,若吾斷斯織也。夫君子學以立名、問則廣知、是以居則安寧、動則遠害。今而廢之、是不免於廝役、而無以離於禍患也。何以異於織績而食、中道廢而不為、寧能衣其夫子、而長不乏糧食哉。女則廢其所食、男則墮於脩德、不為竊盜、則為虜役矣。」

翻訳 編集