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ことわざ

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たからのもちぐされ)

  1. 役に立つ物を持っていながら、使用せずに放っておくこと。
  2. すぐれた才能手腕があるのに、それを活用しないことの例え。また、生かし切れないでいること。
    • ほんとうにいままで自分で、教わった原本にないからとて、どののなかでもいっぺんも歌うことなしにきていました。これはとんでもない宝の持ち腐れさっそく、それからは「天災」でも「千早振る」でも「小言幸兵衛」でも「替り目」でも、なかの八さんに、熊さんに酔っ払いに、ときとして大家さんに、隠居さんに、急所急所で常磐津のひとくさり、端唄のひとくさりを唸らせることにしました。(正岡容 『初看板』)