日本語編集

名詞編集

(たいすう)

  1. (数学) あるを望みの数にするにはどれだけ累乗する必要があるのかを、計算して得られる数。何かの数 ax が与えられたときに、等式 ay = x満たす y。一般に自然対数または常用対数を用いることが多い。
    • 1931年、寺田寅彦訳、スワンテ・アウグスト・アーレニウス「宇宙の始まり」[1]
      これに対しては次のように言われる。まず、負の方向に無限大の温度が存在するという仮定を含めるような温度の尺度を作ることは決して不可能ではない。それにはたとえば、摂氏零下二七三度から数えた温度の対数を取って、これを温度の示度とすればそれだけでもよいのである。
    • 2017年、経済産業省「平成29年版通商白書」[2]
      これは2000年に輸出を行っていなかった企業のうち、2001年に輸出を開始した企業と輸出を開始しなかった企業とに分けて、労働生産性の平均の対数の推移を1998年から2008年まで示している。

用法編集

  • ある数 a を累乗することで x に変える対数を「logax」と表す。すなわち、a を logax 回累乗すると x になる。logax という対数を考えるとき、a をその対数の「」、x をその対数の「真数」という。また logax を「底を a とする x の対数」または単に「x の対数」という。

派生語・複合語編集

翻訳編集

編集

  1. 青空文庫(2010年8月2日作成、2012年5月10日修正)(底本:「宇宙の始まり」第三書館、1992年11月1日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000226/files/1150_40143.html
  2. 『平成29年版通商白書』「第1節 自由貿易のメリット」(経済産業省ホームページ)政府標準利用規約(第2.0版)公開 https://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2017/2017honbun/i2110000.html 2020年11月12日参照。