東八箇国の勢を以て、日本国の勢に対し、鎌倉中の勢を以て、東八箇国の勢に対す

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著作権フリー文書ウィキソース 太平記/巻第十一 の原文があります。

東八箇国の勢を以て、日本国の勢に対し、鎌倉中の勢を以て、東八箇国の勢に対す(とうはっかこくのいきおいをもって、にほんこくのいきおいにたいし、かまくらじゅうのいきおいをもって、とうはっかこくのいきおいにたいす)

  1. 東八箇国軍勢日本国全体の軍勢に匹敵し、鎌倉幕府の軍勢は東八箇国の軍勢に匹敵すること。すなわち、鎌倉幕府の軍勢が強力であることを言ったもの。参考:(1)中野吉平『俚諺大辞典』東方書院、1933年10月、631頁。(2)『故事・俗信 ことわざ大辞典』尚学図書編集、小学館、1982年2月、803頁。
    • イヤシコトワザに、東八箇国の勢を以て、日本国の勢に対し鎌倉中の勢を以て、東八箇国の勢に対すといへり、――太平記 上』早稲田大学編輯部編、早稲田大学出版部〈通俗日本全史 第5巻〉、1923年1月、164頁。