棚から牡丹餅

日本語

成句

棚から牡丹餅（タナからボタモチ）

1. （棚から牡丹餅（ぼたもち）が落ちてきて、それがうまく口の中に入る事から。）思いがけない幸運に恵まれること。
   • 元来証文も何もない夢のような話、色に絡んでおだてて見たものの、自業自得の久兵衛、とんだお荷物を背負い込んだ具合で今さら引込みもつかず、ただこの上は遮二無二言うことを聞かせようと胸を擦って今宵を待っていた今日というこの十三日――待てば海路の何とやらで、これはまたどえらい儲け口が、棚から牡丹餅に転げ込んで来た溢れ果報。（林不忘 『釘抜藤吉捕物覚書 お茶漬音頭』）

派生語

• たなぼた

類義語

• 鰯網で鯨捕る

翻訳

• 英語: He thinks that roasted larks will fall into his mouth ^(en)