日本語 編集

慣用句 編集

泣き見る(なきをみる)

  1. 泣きたくなるような苦しい経験をする。
    • もうあなた様、手のつけられぬ乱暴者でござりましての、伜があんな人間とつき合うたため、わたしどもまで、どれほど泣きを見たことやら(吉川英治「宮本武蔵」)〔1935年-1939年〕[1]
    • 法律ができればこれは刑法にもなると思いますが、ぜひそういうことで被害者が泣きを見ないように政府が十分努力をしていただきたい。(沢田広、第112回国会衆議院大蔵委員会)〔1988年〕[2]

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  1. 青空文庫(2012年12月18日作成)(底本:「宮本武蔵(一)」吉川英治歴史時代文庫、講談社、2010年5月6日第41刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001562/files/52396_49781.html 2020年1月27日参照。
  2. 「第112回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号 昭和63年4月20日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=111204629X01219880420&spkNum=22&single 2020年1月27日参照。