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# [[無慈悲]]なさま。[[おもいやり|思いやり]]がないさま。[[残酷]]なさま。
#*[[西洋]]には、よく、「[[おれ]]の[[日記]]は、死後何十年後でなければ、[[発表]]するな」と[[いふ]][[やう]]な[[遺言]]をしておく[[作家]]が[[ゐる]]が、これなどは'''罪な'''ことのやうだが、出たら読まずにはゐられないといふ[[連中]]が[[相当]]ゐることであらう。([[w:岸田國士|岸田國士]] 『日記について』)
# 色男である[[蠱惑的]]なさま。女性と浮名人に恋愛感情抱かせ[[翻弄]]さま。
#*豹一と多鶴子の仲が[[心配]]していた通りになったと[[はっきり]][[わかる]]と、[[ひそか]]に豹一に恋をしている[[女中]]は、[[すっかり]]しょげてしまって、溜息ばかしついていた。泪ぐむことさえあった。/多鶴子は[[さすが]]にそれを気づくと、豹一にそのことを冗談めかして言った。/「あんた'''罪な'''人ね」([[w:織田作之助|織田作之助]] 『青春の逆説』)
#*罪なやつ
===={{etym}}====
*「[[つつむ]]」等と同系で、包み隠すべきものであることの意とされる。