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[[ファイル:Japanese_Hiragana_kyokashotai_DA.png|thumb|150px|だ 教科書体]]
=={{jpn}}==
[[category:{{jpn}}]]
[[Category:かな]]
*[[平仮名]]: [[た]]の[[濁音]]
*五十音図: [[だ行]] [[あ段]]
*[[片仮名]]: [[ダ]]
*[[ローマ字]]: da
 
==={{pron|jpn}}===
{{ipa|da̠}}
 
=== 助動詞: 断定 ===
[[category:{{jpn}}_助動詞]]
# [[断定]]の意を表わす。体言、副詞及び一部の助詞・助動詞(接続形は)に接続する。なお、形容動詞を独立の品詞として認めない立場においては、語幹とされる名詞等に本助動詞が接続したものと説く。
#* これは辞書'''だ'''。
#* 明日は晴れる'''だろ'''う。
#* 佳作'''で'''ある。
#* 仲のいい友'''だっ'''た。
#* そこで遊んでいる女の子は私の娘'''な'''んです。
#* あの電車はどこから来たもの'''な'''の?
#* そういうつもり'''なら'''(ば)、こちらにも考えがある。
# [[述部]]の[[動詞]]、[[形容詞]]または動詞[[接尾辞]]の'''[[する]]'''を省略した文において、代わりに名詞述語文を成立させるために用いる助動詞。この構造は[[うなぎ文]]と呼ばれる。
#* 「私はエスプレッソにする。」「私はアメリカン'''だ'''。」
#* 明日から大阪へ出張'''だ'''。
# 会話などにおける疑問詞疑問文の文末について、疑問の語気を表す。[[の]]または[[ん]]に後置するが、方言ではそのまま用いることもある。
#* なんで出かけるん'''だ'''。何があるん'''だ'''。どこへ行くん'''だ'''よ。
# (主語を置かない修辞的構文として)強調や詠嘆を表す。
#* 機嫌よく孫を抱く父'''で'''あった。(≒父は機嫌よく孫を抱くのであった)
#* 幕士には禁制の蘭書を机の下へかくして、父の眼をぬすんでは読み耽っている八十三郎'''だ'''った。(吉川英治「松のや露八」)
#* ずいぶんと丸くなった父'''だ'''が、私たちが小さい頃は何かにつけ厳しく叱られたものだ。(≒父はずいぶんと丸くなったが)
#* 屈託した毎日をくらす母'''だ'''から、色々気まぐれな思ひもあつて、さういふ思ひの無意味なひとつにすぎないだらうと考へたのだ。(坂口安吾「老嫗面」)
# {{context|lang=ja|colloquial|文頭}} [[そうだ]]。'''[[ね]]'''や'''[[よ]]'''、'''[[よね]]'''、'''[[な]]'''などと共に用いるか、「だろ(う)」などの形で用いる。
#* '''だ'''よね。
#* '''だっ'''たかな。
#* 「え、山田って先週から学校休んでるの?」「'''な'''んだってさ」(あるいは「'''だっ'''てさ」)
 
====活用====
{{日本語助動詞活用
|未然形 = だろ
|連用形 = だっ<br />で
|終止形 = だ
|連体形 = (な)
|仮定形 = なら
|命令形 = ○
|活用型 = 特殊型
|}}
* 連体形の「な」は、「ん」「の」のみに接続する。例文参照。
*:ただし、形容動詞を認めない立場では、その他一般の体言に接続する。
* 仮定形の「なら」には、「[[ば]]」を必ずしも付ける必要はない。
===={{etym}}====
「[[である]]」の「る」の抜けた「でぁ」がつづまって生じた語。
 
===={{syn}}====
* [[である]] (文章語)
* [[です]] (丁寧形)
* で[[ございます]] (極めて丁寧な形)
 
===={{drv}}====
* [[だったら]]
* [[だが]]
* [[だから]]
* [[だけれども]]、[[だけれど]]、[[だけども]]、[[だけど]]
* [[だとして]]、[[だとしたら]]
* [[だのに]]、[[なのに]]
* [[なので]]
 
=== 助動詞: 過去 ===
# 過去および完了の助動詞「[[た]]」が、イ音便の一部と撥音便に付く場合の形。
#* [[まなぶ|学ん]]'''だ'''
#* [[およぐ|泳い]]'''だ'''
====活用====
{{日本語助動詞活用
|未然形 = だろ
|連用形 = ○
|終止形 = だ
|連体形 = だ
|仮定形 = だら
|命令形 = ○
|活用型 = 特殊型
|}}
 
=== 接尾辞 ===
[[category:{{jpn}}_接尾辞]]
#[[形容動詞]]の活用語尾。
{{日本語活用|(語幹)|だろ|だっ<br>で<br>に|だ|な|なら|○|口語}}
 
=== 終助詞 ===
[[category:{{ja}}_助詞_終助詞]]
# (おもに幼児語)[[悪態]]をつくときに用いる。
#* いー'''だ'''。ふーん'''だ'''。あっかんべー'''だ'''。知りませんよー'''だ'''。
 
=== 間投助詞 ===
[[category:{{ja}}_助詞_間投助詞]]
# ([[文節]]の後で) 文中の[[ポーズ]]を示す。一般に'''[[ね]]'''や'''[[よ]]'''などと共に用いる。
#* それが'''だ'''ね、[…]
#* 「さ。それが'''だ'''。実は今晩、見合いとか、なんとか重大な要件だから、至急居場所をつきとめて貰いたいと、実のところはこういう内々の警察には珍しい大そう粋なことで頼まれたのだよ」(坂口安吾「明治開化 安吾捕物 その十一 稲妻は見たり」)
#*疑わん、ほんとに思う。そこで'''だ'''、源助、ついでにもう一ツほんとにしてもらいたい事がある。(泉鏡花「朱日記」)
 
===漢字===
[[Wiktionary:漢字索引 音訓 た#だ]]参照
 
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== 文字コード ==
{{unicode_code|16進 = 3060}}
 
{{stub|ja}}
{{DEFAULTSORT:た だ}}